2008-03-03
【調整#2】背開きを直す(自分のプラチナ#3776ギャザード赤軸極太ニブ)
写真を撮らずにいきなりやってしまった…。
「見える化」しようと思っていたのに。
もともと、私のプラチナ#3776ギャザード赤軸には中字のニブがついていた。
それをゴム板で横から掴んでペン芯と一緒に引っこ抜き、#3776バランスの極太ニブに差し替えたもの。
差し替えてしばらくは何もせずに放っておいたのだが、ふと思い出してインクを入れてみた。
線を書くとペン先が「キチキチ」と音を立て、ペン先の左右どちらかが上がってねじれたままになる。
イリジウムはとても大きいのに、極太とは思えないほどインクフローも渋い。
しばらく思案した結果、「スリットが詰まりすぎている」という間違った結論に達し、#4000のラッピングペーパーをスリットに挟んで動かそうと試みるが、ペン先がラッピングペーパーを噛んでしまって、まったく動かない。
あきらめて抜き取り、ルーペでペン先を正面から眺めてみる。
スリットがみごとなまでのV字型。
なるほど、これを背開きと言うに違いない。
ゴム板でもう一度ペン先を抜き取り、エラの部分を指でつまんで反らせてみる。
グイグイやってからもう一度ルーペで見ると…スリットが逆V字型に。
慌てて逆方向にちょっと押して戻す。
スリットが平行になったのをルーペで確認してから、ペン先を首軸に押し込んで戻す。
もう一度正面から見てみる…平行。よかった。
おそるおそるペン先を紙に当てる。
さっきとは全然違う。ヌラヌラスルスル書ける。
こうやって症状とその対策方法を一つひとつ学んでいくのだろう。
初めから指先一つで治せたらよかったのに…と後悔。
次に活かそう。
投稿日:2008-03-03| カテゴリー:万年筆コラム
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コメント
怖い〜怖い〜
(「生贄なくして上達せず」かもしれませんが)
うまくいって良かったです。
投稿者 とめ:2008年03月04日 22:59
>>とめさん
ペン先をいじるときは、「ぶっ壊してもしかたがない」と覚悟してやっています(笑)
調整は、はまるのが分かる気がします。
面白いですもの。
投稿者 カミオソウイチロウ:2008年03月05日 14:02
どもども!
やってますな^^
良い事です!!
σ(^^)も最初は「壊す覚悟」でしたよ。
最初に146全分解した時なんざぁ・・・
手が震えて冷や汗ダクダクでしたからねぇ^^;
それでも、慣れれば出来ちゃうもんです。
ひとつだけ・・・ アドバイスできるとすれば・・・
仕上がりの筆記感を予め想定してから調整を始めると良いと思いますよ。
そうすれば、無駄は無くなりますから。
>調整は、はまるのが分かる気がします。
面白いですもの。
でしょ!?^^;
嵌るんですよ、これがまた(^^ゞ
投稿者 しんのじ:2008年03月20日 19:58
>>しんのじさま
私もカスタム823を分解したときには、
「組み直してプランジャーが機能しなくても泣かないようにしよう」
と自分に言い聞かせてました。
>仕上がりの筆記感を予め想定してから調整を始めると良い…
そうなんですよね。それは心がけているつもりなんです。
でも、いくらやってもそこに近づかないので、気づくとやりすぎてしまっているという…。
あっちを立てればこっちが立たず、みたいな状況になったりしませんか?
私はそうなってしまうので、やりすぎちゃうんです(^^;
太字はともかく、細字は難しい!
これからもいろいろ教えてくださいませ~。
投稿者 カミオソウイチロウ:2008年03月20日 22:40
