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2005-05-25

内田洋行 DRAWING HOLDER S …☆☆☆

内田洋行 DRAWING HOLDER S
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別にあまのじゃくを気取っているわけではないが、あまりに有名なものは使いたくないという心理は人並みに(?)持ち合わせている。以前に文具コラム 009 でも書いたが芯ホルダーとしてあまりに有名な STAEDTLER Mars technico 780C は買う気がせず、また三菱の uni holder は高校生の時こそ使っていたが、あまりに珍しさがなさ過ぎるので今となっては食指が動かない。

そんな中で、デザイン的にも機能的にも気に入っていたのが今回の内田洋行 DRAWING HOLDER S である。しかし、銀座伊東屋で見かけたときに「また今度来たときに買おう」と思って買わなかったのがいけなかった。それ以来、何度となく伊東屋を訪れたのだが、いつも品切れなのだ。

先日、横浜の東急ハンズを訪れた際に、あまり期待せずに製図用品コーナーを覗いたら、箱に入って並んでいた。伊東屋で買っていたら箱を見られなかったなどと考えながら、購入。そんなことをしているからいつも文房具を買いに行くと予算をオーバーするのだ。

内田洋行 DRAWING HOLDER S
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ほとんど黒に近い濃いグレーのボディと、シルバーのコントラストがきれいだ。落ち着いた風貌である。使う芯は 2mm。一見すると普通の芯ホルダーと変わらないように見えるが、箱にも書いてあるとおりノック式、すなわちシャープペンシルのように芯を繰り出す仕組みになっている。2mm 芯を使うシャープペンシルなら STAEDTLER 925 25-20 があるが、あれはあまりにも「シャープペンシルでございます」というデザイン(実際に STAEDTLER のカタログでも、芯ホルダーではなくシャープペンシルのページに掲載されている)。DRAWING HOLDER S の「控えめなデザインでノック式」というところに私は好感を持っている。

クリップが付いていない状態で販売されている。芯ホルダーをポケットに差すという状況は、私の場合にはあまり考えられないので、クリップは付けないままで使っている。ボディが六角形なので、そのまま机の上などに置いても転がらない。グリップのギザギザ部分=ローレットの断面は円形。ここが少し短い気がするが、使う上で不便を感じるほどではない。先端が金属部品のためか、重心が先端寄りになり、書いていてとても楽だ。

話がそれるが、グリップのギザギザ部分を「ローレット」と呼ぶのが正しいかどうか、実は今まで自信が持てずにいたのだが、この記事を書くにあたって Web で調べたところ、正しいとわかった。以下に引用する。

ローレットとはフランス語でギザギザ形状のことを意味し、英語ではナーリングと呼ばれています。日本での製造現場で一般的にはローレットと呼ばれ、主に丸物の外周にすべり止めとしての役割があります。例えば時計のリューズ、100円ライターのローラ、カメラのボス、キャップ等の外周部分は概観部品の代表的なものです。
http://www.yamada-mt.co.jp/products_service/nurling/ より原文ママ;概観部品→外観部品?)

内田洋行 DRAWING HOLDER S
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1 回のノックで 2mm 繰り出される、と箱の裏に書いてある。私の場合は 2 回のノックでちょうどよい長さだ。私の場合、シャープペンシルでもノックは 2 回なので、ほとんど無意識に近い動作で同じように扱えるこの芯ホルダーは、非常に使い勝手がよい。2B の芯を入れて、普段使いに活躍してもらっている。

同じく箱の裏によると「筆圧バランスが最高」なのだそうだ。確かに低重心で書きやすいが、「最高」とは商品の説明にしてはあまりに抽象的に過ぎるのではなかろうか。なんだかほのぼのとした感じがして、笑ってしまった。

ちなみに、内田洋行からは同じ製図用品として DRAWING SHARP というシャープペンシルも出ている。先日、0.7mm の DRAWING SHARP に 315 円の赤札がついて売られているのを見つけたので、かわいそうになって買ってきた。文具コラム 009 で写真と名前だけ紹介したが、こちらは DRAWING HOLDER S とはうってかわって、なんだか変てこな色遣いとデザインである。ノックは重いし、芯は出過ぎるし、余計なでこぼこがあるし、使い勝手も決して良いとは言えない。もっとも意味不明なのが芯硬度インジケーター。いくら回しても「2B」しか表示されない。内側に貼り付けられたシールに「2B」だけが繰り返し印刷されているのだ。これではインジケーターの役割を果たせないではないか。何とも不思議なシャープペンシルである。

投稿日:2005-05-25| カテゴリー:文具コラム

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